ミャンマー日本商工会議所
第31代会頭 岡村仁
2026年度 ミャンマー日本商工会議所
(JCCM)活動方針
今年度の会頭を仰せつかりました丸紅ヤンゴン支店の岡村 仁です。政変から5年が経過し、昨年末からの総選挙を経て、4月からミャンマー新政権が発足します。これまでの現状が固定化されてきた過去5年間から、変化の年になることは間違いありません。しかしながら中東情勢不安の影響も加わり、当地のビジネス環境正常化には今暫く時間を要するものと見込まれます。会員企業の皆様は、この環境下でもこの国の潜在的な成長性を評価し、変化の兆しを捉えて、将来の飛躍へ繋げるよう努力されていると推察致します。このような現状認識のもと、会員企業の声に耳を傾け、過去2年間取組んできた方針を踏襲・発展させる形で、JCCM一丸となりビジネス環境を改善させるべく、以下の活動方針を掲げたいと思います。
1.会員企業の安全確保
2.会員企業の課題解決の支援
3.会員企業向けサービスの充実
4.会員企業間の協業促進
ヤンゴンの治安情勢は安定しているとはいえ、中東情勢に起因する燃油不足など、新たな課題も発生しております。総合的な安全確保について、従来同様、大使館主催の安全連絡会議の情報をタイムリーに共有することを中心に、状況に応じて臨機応変に対応したいと思います。
課題解決の支援については、会員企業に共通する課題について、大使館関係者のお力添えを得ながらJCCM会員企業の声をミャンマー側に届けることを検討しております。課題とその解決策の案を提言し、ビジネス環境改善に向けて行動を起こして行きたいと思います。そして年度末に向けJCCMとしての提言書を作成することも計画しております。対応委員会、部会長、更には会員企業の皆様のご協力をお願い申し上げます。
サービスの充実については、一昨年から実施している情報提供セミナーを継続し、主として中小企業会員様向けを対象としたワークショップや研修を拡充して参りたいと思います。
最後に、協業促進についてですが、昨年度から実施し好評を博している事業所の見学会とそれに付随する会員企業同士の小規模な座談会を継続し、更には会員企業同士のビジネスマッチングの場を設けることも検討して参りたいと思います。
こうした施策はとても一人で出来るものではありません。一人で出来ないことはみんなでやろう。理事の皆様をはじめとする全ての会員企業、そして大使館、JICA、JETRO皆様とも連携し、オール・ジャパンでこの厳しい環境に挑戦し、改善に向けて共に歩んで行きたいと思います。
皆さまのご理解とご協力を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
2026年4月1日
ミャンマー日本商工会議所
第31代会頭 岡村仁
